【5選】血液透析を導入する前に準備しておきたいもの【購入リスト】

血液透析を導入することになると、患者さんに準備しておいてほしいものがあります。
透析を導入する際にも看護師さんなどにお願いされると思いますが、口頭での説明だと分かりにくいものも多いかと思います。
今回は、透析の導入で必要なものをまとめています。
止血バンド
透析を受けるときは、腕に作った「シャント」と呼ばれる血管に針を刺して、治療が始まります。
透析が終わったあとは、針を抜いて、血が止まるまでしばらく押さえる「止血」を行います。
透析の針は、採血のときよりも太めなので、血が止まるまでに10分くらいかかることが多いです。
その際に、「止血バンド」が必要になります。
購入時の注意点
- 血を止めるだけなので、安いもので構いません。
- 血で汚れることがあったり、使用回数で消耗していくものなので、予備を何個か購入しておくと安心です。
- 長さは多くの場合は30cmで十分です。腕の太い方は、腕周りの長さを確認してから購入してください。(マジックテープで止めるタイプなので、少し長さに余裕を持たせたものを選んでください。)
こんな人に必要
- 左右どちらかの腕にバスキュラーアクセス(内シャント・人工血管・動脈表在化)を作成した患者さん。
こんな人は必要ない
- 首や鎖骨の下あたりから、透析用のカテーテル(長期留置型カテーテル)を挿入し、カテーテルを使って透析をしている患者さん

聴診器
内シャントや人工血管を使用している場合、毎朝「シャント音」を聴く必要があります。
シャントの吻合部に耳を当てるだけでもシャント音は聞こえますが、聴診器を使用して、音の違いをしっかりと聞き分けることが大事です。
安いもので構わないので、聴診器を準備して、毎朝のシャント管理をよろしくお願いします。
シャント音がいつもと違ったり、シャント音が聞こえなかったらすぐに病院、もしくは透析クリニックに連絡してください。
購入時の注意点
- 安いもので構いません。ドン・キホーテなどに売っているおもちゃでもシャント音は十分に聴取できます。
こんな人に必要
- 内シャントもしくは人工血管を使用している患者さん。
こんな人は必要ない
- 首や鎖骨の下あたりから、透析用のカテーテル(長期留置型カテーテル)を挿入し、カテーテルを使って透析をしている患者さん。
- 動脈表在化を使用している患者さん。

血圧計
透析患者さんにとって、家での血圧は健康寿命に大きな影響を与えることが確認されています。
そのため、透析患者さんには血圧計の購入もお願いしています。
血圧測定時は
- 同じ時間に
- 同じ場所で
- 同じ部位(上腕)を
で測定してください。そのため、家の同じ場所に血圧計を置いて、決まった時間に血圧測定をお願いします。
家の同じ場所に置くのであれば、電池式ではなく、AC電源を使用した血圧計をおすすめします。
※Amazonでは上のリンクで紹介している製品は販売していないようです。AmazonのリンクにはUA-654Plusの検索結果に飛ぶようになっています。ご了承ください。
購入時の注意点
- 血圧測定は「上腕式血圧計」を使用して下さい。ガイドラインでも「手首式血圧計」よりも、「上腕式血圧計」が推奨されています。
- 血圧測定は同じ場所・同じ姿勢で測定することが推奨されます。そのため、電池式よりも、AC電源を使用するタイプの方がお勧めです。
- 日々の血圧は、血圧手帳に記録するようにしてください。そのため、メモリ機能などは必要ないと感じます。
こんな人に必要
血圧計は、透析患者さん皆さんに購入していただくことをお勧めします。
また、腕帯を巻くタイプではなく、腕を差し込む以下のタイプは血圧測定がとても楽になります。
お値段が2倍以上になってしまいますが、血圧は毎日測定するものなので、便利なものを選んでも良いかもしれません。
※腕帯を巻くタイプで血圧測定が大変になるということではありません。腕を差し込むタイプは大きくて、場所も取りますので、患者さんの生活の中で、必要なものを選んでいただければと思います。
透析用のパジャマ(2セット)
血液透析では、ドライウェイトといって、目標となる体重を決めて、水分の除去を行います。
そのため、透析の前に必ず体重を測る必要があります。
体重を測る際に、パジャマの重さが毎回バラバラになっていると、正しい体重が分からなくなってしまいます。
そのため、透析用のパジャマの重さは同じにしてもらうのが基本です。
※夏用や冬用で2パターンに分けるくらいなら問題ありません。透析室のスタッフに確認してみてください。
どんなパジャマでも構いませんので、同じ重さのパジャマを2セットほど準備しておくと安心です。
履物
透析室では、透析室用の履物が必要になります。
履ければ何でも構いませんが、災害時に逃げやすかったり、転びにくいような履物がお勧めです。
可能であれば、以下のことに注意して選んでみてください。
購入時の注意点
- 履きやすい
- 脱げにくい
- 転びにくい
分からないことがあれば何でもスタッフにご相談ください
これから透析を導入されるみなさん、きっと不安が大きいかと思います。
しかし、
忙しそうだから…
こんなこと聞いたら迷惑かも…
などといった気遣いはしないようにしてください。
分からないことや不安なことがあれば、いつでも声をかけていただければと思います。
お互いが不安のない透析を目指していければと思います。
それでは素敵な透析ライフをお過ごしください。






















