透析室の小さなマナー

透析室は、治療の場ではあるのですが、それと同時に様々な患者さんが利用する公共の場でもあります。また、治療は、患者さんと医療スタッフが力を合わせて進めていくものです。そのため、透析室を快適な空間に保つためには、皆さんのささやかなマナーのご協力が必要です。
透析スタッフや他の患者さんを、もやっとさせる“マナー違反”があります。 今回は、透析スタッフや他の患者さんが内心『うう…』となっている小さな“あるある”を、こっそりご紹介します。
ベット周りの整理整頓
透析は、4時間以上もベットの上で拘束される、時間的に過酷な治療です。
そのため、その時間を少しでも楽しめるように、患者さんは十人十色で様々なアイテムを持ち込みしています。
施設のルールもあるかもしれませんが、たくさん持ち込んでいただくのは全く差し支えありません。
しかし、持ち込んだものがベットやオーバーテーブルの上に散乱されている状態になってしまう患者さんがいらっしゃいます。
オーバーテーブルの上に散乱されているものリストがこちらです。
- スマホ
- 眼鏡
- 競馬新聞
- お菓子たち
- ペットボトル
- マスク
- 使用済みティッシュ
- 靴下

整理整頓をお願いいたします。。。
せめてマスクやティッシュや靴下はしまってください( ;∀;)
一応、ベットやオーバーテーブルは共用のスペースになるので、次の患者さんも使用することになっています。
使用後には除菌シートで清拭しますが、靴下やティッシュ、マスクなどが散乱してるところを見たら、他の患者さんからしたらいい気はしないですよね。
透析中にみなさんが気持ちよく過ごせるよう、ご配慮をお願いします。
あとは、我々からの意見としては、シンプルに邪魔です( ゚Д゚)
ベットやオーバーテーブルを使用して作業したい時などは、テーブルがごちゃごちゃだともう…
どこに何置いたか分からなくなるし…
ペットボトルは落ちるし…
という気分になります。また、いざトラブルが起きたときなどに対応が遅れてしまう可能性もあります。ベット周りやオーバーテーブルの整理整頓、お願いいたします。
余談ですが、たまに現金のいっぱい入った財布なんかをテーブルにポンと置いて爆睡していらっしゃる患者さんもいますが、気を付けてください。
盗られても犯人を見つけることは難しいと思うので、貴重品は各自しっかり管理してくださいね。
お菓子は上手に食べましょう
透析中にお菓子を食べている患者さんは多いと思います。
このとき気を付けていただきたいのが
- 粉や欠片が落ちやすいタイプのお菓子(ポテチなど)
- においのきついお菓子(スルメイカなど)
まずは、ポテチなどの粉や欠片が落ちやすいタイプのお菓子。
ポテチなどは透析中に横になったままお菓子をつまんでいると、ベッドの上が細かいカスだらけになってしまいます。細かいカスだらけになったベットは、もちろん次の患者さんがそのまま使用します。
一応コロコロなどで掃除はしますが、透析施設ではシーツを交換する頻度は多くても1週間に1度です。上述もしましたが、ベットは共用スペースですので、透析中にみなさんが気持ちよく過ごせるよう、ご配慮をお願いします。
あとは、我々からの意見としては、シンプルに掃除が大変です( ゚Д゚)
コロコロしてもくっつきにくいし…
食べかすを床にポンポン落とすわけにもいかないし…
シーツ交換は費用がかかるからやりすぎるとコスト意識をとか言われるし…
また、においがきついお菓子(スルメイカ系など)を食べるときも注意が必要です。
他の患者さんから
くっさい!
とクレームをいただくことも多々あります。
それだけならまだしも、
ずーっとくちゃくちゃいってるのよ…
といったクレームもありますので、においのきついお菓子、特にスルメイカ系など、においも音も出るお菓子を食べるときは特に気を付けてくださいね。

忘れ物ありませんか?
止血バンドや血圧手帳、マイナンバーカード(保険証)、障害者手帳、医療証など透析を受けるのに必要なアイテムが結構あります。
ただ、このようなアイテムは忘れてしまっても透析はできるんですよね。
止血バンドは施設のものを借りれば良いし、
血圧手帳は見せなくても何も言われないし、
マイナンバーカード(保険証)などは次来た時で良いし。
ということで、透析を受けるだけなら、手ぶらでも透析が出来てしまいます。
たまに忘れてしまうのは仕方ないので全く問題ないのですが、まれに忘れ物が常態化してしまう患者さんがいらっしゃいます。
止血バンドの貸し出しは、不特定多数の患者さんの血液が染み込んだものを使用するので、どうしても感染のリスクが出てきてしまいます。
※使い捨ての止血バンドを使用している施設もあると思いますが、血の止まりが悪くなってしまうので、止血バンドの貸し出しをしている施設のほうが多いと思います。
血圧手帳は、医師がドライウェイトを決定するのに必要なものです。
自己責任と言ってしまえばそれまでですが、止血バンドや血圧手帳は結果として自分が困ることになってしまうので、忘れないようにしてください。
マイナンバーカード(保険証)や医療証など月1回提出する証明書系に関しては、医療事務さんの仕事量が増えてしまうことになります。
いつも証明書を忘れてしまう患者さんのベットサイドに赴き
今日も忘れた。
そんなやり取りをしたあとの医療事務さんは
あ~~!も~~!!!!
とご立腹です。
皆で気を付けて、平和な透析室を作っていきましょう。

小さなストレスを減らして快適な透析室を
透析室は、患者さんもスタッフも長い時間を共有する場所です。 だからこそ、ひとりひとりの小さな気づかいが、空気をやわらかくし、安心して過ごせる空間につながります。
どんな場所でも同じだと思いますが、少しだけ周りを思いやることで、誰かの負担が軽くなり、自分自身も心地よく過ごせます。
今日からできる小さな一歩を、みんなで積み重ねていけますように。
それでは、素敵な透析ライフをお過ごしください。

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