思い出の患者さん:驚きをくれたCさん

今回は、様々な透析施設で働いてきて、その中でも印象に残っている透析患者さんについて記事にしたいと思います。
トラックを転がしているCさん
40代で透析を導入し、10年以上維持透析を続けていたCさん。
仕事はトラックの運転手さんで、仕事に透析に、毎日忙しそうな方でした。
夕方から夜まで透析をしている方でしたが、透析中はずーーっと熟睡。透析後にそのまま仕事に向かい、夜間は通しでトラックの運転をしているということでした。
透析中に寝たくらいで、夜間の運転なんかできるのかと尋ねたことがありますが、
無理だね~。透析中なんか寝た気しないし。
ずーっとガム噛んで運転してるよ( ;∀;)
本当に大変だと嘆いていたのを覚えています。実際には限界が来たらパーキングで休憩をとって寝てるとは言っていましたが、ちょっと信じられない働き方をしていたCさんでした。
Cさんは透析歴が長いだけあって、透析についての理解度が高く、食事や血圧には大変気をつかっている患者さんでした。生活リズムが不規則なのに、そういうところにも気を使えるのは立派だなぁと思っていました。
私が働き始める前から透析を続けていた方で、新人の頃の私が穿刺しても嫌な素振りひとつ見せず受け入れてくれた、心の広い兄ちゃんという印象でした。

若めの看護師長Dさん
当時働いていた透析室には、若めの看護師長のDさんがいました。
Dさんは明るくて、看護師長さんではあったのですが、新人のスタッフからも話しかけやすい雰囲気を持っていました。
Dさんも私が働き始める前からずっと看護師として働いていて、透析の知識も豊富で、患者さんとのコミュニケーションの取り方も上手く、仕事の出来る看護師長さんでした。
透析室は、看護師と臨床工学技士という職種のスタッフがメインで働いていることが多い部屋です。それぞれの職種がそれぞれの仕事をこなしているように見えますが、実は透析室内では、看護師と臨床工学技士の縄張り争いが起きることがあります。
やはり職種が違うと、大なり小なり争いは起きてしまいます。
仕事を奪い合って、どちらが主導権をにぎるかみたいな構図であったり、仕事の譲り合い(押し付け合い)のような構図の場合もあります。
もちろん2職種仲良しでやってる施設もあるし、個人同士は仲が良かったりもするのですが、水面下では鍔迫り合いが行われていることもあります。興味があれば少し注目して観察してみてくださいね(^^)
当時働いていたと透析室も、軽い縄張り争いのあった透析室だったので、ベテランの看護師さん方と仕事のお話をするときは少し緊張していました。
そんな時はなるべくDさんを探して、Dさんに仕事の話を通すようにしていました。Dさんは、それくらい話しかけやすい看護師さんでした。

仲良しなCさんとDさん
入職後しばらく働いていると、違和感を感じ始めます。
Dさんが、Cさんの穿刺や問診を担当することが非常に多いのです。
そしてとても楽しそうにしているのです。
男女の事情には疎い私も、こんなことを思い始めました。
CさんとDさん仲良過ぎじゃない?
一度頭をよぎってしまうともう止まりません。
まさか付き合ってる?
そんなことを考えてしまうこともありました。
まさかね。
そんな雑念は捨てて、仕事に集中しようとしていました。
そんなとき、先輩が教えてくれました。
付き合ってるよ。みりゃ分かるだろ。
・・・
立場も考えてなのか、当時は公表してはいませんでしたが、デートの目撃情報であったりとか、会話の内容なんかで透析室では有名な関係だったようです。
患者さんと看護師さんがお付き合いすることはあるというお話は聞いていたのですが、まさか看護師長とは。

お幸せに
それからしばらくして、看護師長のDさんが系列病院に異動することになりました。
異動が決まってからDさんとお話をする機会があり、今なら教えてくれるかなと思って、流れでそれとなくCさんとの関係を聞いてみました。相手が師長だったので、根掘り葉掘りは聞けませんでしたが。
やはりお付き合いはされていたそうで、結構長いこと付き合っていたそうです。
当時はお互いいい年だし、いまさら結婚とかは考えてないと言っていましたが、現在はどうなっているのでしょうか。
看護師さんと患者さんの恋愛は、何も悪いことはないですが、Dさんは「立場もあったから難しかった。」とおっしゃっていました。確かに立場的には慎重にならなければいけない立場だったので、難しいお付き合いだったと思います。
しかし、週3回も透析室で顔を合わせているのですから、恋愛感情が生まれても不思議ではないですよね。
連絡を取っていないので分かりませんが、2人とも仲良くさせてもらっていたので、今も仲良く幸せな関係が続いていることを願っています。
今回は、この記事の執筆がクリスマスイブということで、恋愛関係の話を選んでみました。それでは、素敵な透析ライフをお過ごしください。

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